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フィギュアメーカー デザインココ へのインタビューを公開!






KT model+:――ライザフィギュアの製造オファーがあった時の感想があればお願いします
デザインココ:好きな作品の好きなキャラクターということで、率直にとてもうれしかったです!
ライザの衣装はアクセサリや小物が多めなのと、イラストでもリンゴ・木箱・ポスターなど素材感たっぷりで、制作するのが楽しそうだなと思いました。

KT model+:――元のイラストをどのように再現したいと思いましたか?
デザインココ:ライザのフィギュアは既に各社様が発売されておりますが、今回はリンゴをかじっているかわいらしい感じのイラストでしたので、セクシーさは控えめに、かわいらしさをメインにするのが良いと考えました。
基本的にはイラストを立体に再現するイメージで制作しております。




KT model+:――原型師の方へフィギュア原型へのこだわり・注目ポイントを教えてください
デザインココ:イラストでは旅の一幕という雰囲気なので、一緒に休憩している気分になれるよう、目線がきちんと合うように制作しました。ライザの魅力である素晴らしいボディラインと、モグモグしているあどけない表情とのギャップを感じれるように、肉感や質感、手足の指先まで力を入れて造形しました。
衣装の質感や木箱の質感など、イラストでは見えていなかった細部までディティールも足しつつ、物足りなさを感じさせないよう気を付けています。


KT model+:――彩色の方へフィギュア彩色へのこだわり・注目ポイントを教えてください
デザインココ:ライザはアクセサリやディティールが多いキャラクターなので、今回は材質感の表現が課題だと思いました。台座の木箱から、ライザが持っているりんごまで、リアルさをなるべく再現できるように力入れました。フィギュアをご覧になる際は、ぜひ小物にもご注目ください。


KT model+:――今回のフィギュア制作で苦労したことがあれば教えてください
デザインココ:ライザといえば…のポイントであるお尻と太ももです。
特に太ももは肉感の加減に悩み、修正と3Dプリンター出力物での造形確認を何度かしてようやく納得のいく形になりました。
モグモグしている口元造形もバランスが難しく、修正と3Dプリンター出力物での造形確認を何度か繰り返しております。


KT model+:――フィギュア制作事業のどんな所が好きですか?
デザインココ:好きな作品やキャラクターに関わって仕事ができること、その魅力を立体として表現できることが一番好きな所です。
逆に今まで知らなかった作品を知ることも多く、そのことで自分の知識や想像力が広がり、造形技術も磨かれると考えております。


KT model+:――デザインココ様のフィギュアへのこだわり・想いは何でしょうか?
デザインココ:フィギュア制作は3D造形だけでなく、手造形や彩色、営業やプロデューサーなどさまざまな人と協力して完成していく作品でもあります。
チームで一つの目標に向かって取り組むことが楽しく、やりがいがあると感じています。
自分の手がけたフィギュアが誰かの手元に届き、喜びや楽しみへとつながっていければうれしいです。


KT model+:――小物が多いフィギュアですが、工夫した所などはありますか?
デザインココ:リンゴは実物を参考にしつつ、リアルになりすぎないように、ライザ本体とのバランスを考えて造形しました。
ポーチなど革製の小物も実物のアイテムを参考にしわなどを足しています。
木箱と床はイラストの雰囲気にあう木目のテクスチャを吟味して凹凸を作りました。




KT model+:――その想いについて、今回のライザフィギュアではどういった点が表現されていますか?
デザインココ:ライザのアトリエという作品と、ライザというキャラクターに対する好きという気持ちと熱意と注いで制作しました。
このフィギュアを見た時に、ゲーム内の一幕だったり、物語性を感じたりして、よりライザというキャラクターに魅力を感じてもらえるとうれしいです。


KT model+:――今回のフィギュアについて、フィギュアファンの皆様へのコメントをお願いします
デザインココ:小物も含め細かいところまで忠実にイラストを立体に再現できたと思います。ぜひお手元にお迎えくださいませ。




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